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設備紹介
EQUIPMENTS
設備紹介
MRI

当院では、1.5テスラの体動補正技術を搭載した最先端MRI装置を用いた診断を行っています。このMRI装置は、強力な磁場と電磁波 を活用し、X線を使わずに体内の詳細な断面画像を撮影することが可能です。その結果、放射線被曝のリスクを避けながら、脳や脊髄、関節、骨盤内臓器などの病変を高精度に検出できます。
また、筋肉や靭帯などの軟部組織も鮮明に観察することができます。CT検査と比較してMR検査は撮像時間が長く、患者さんの動きが画質に影響することがありましたが、この体動補正技術により、動きを止められない状況でも画質低下を軽減し、再撮像を減らすことが可能です。
これにより、患者さんの負担を軽減しながら、質の高い診断ができるようになっています。
一般X線撮影装置
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当院では、最新鋭のX線撮影装置であるフラットパネルを導入し、特に整形外科での利用において高い頻度の撮影を実施しています。
このフラットパネルは従来のフィルムの役割を担い、感度が高いため低線量でも高画質な画像の取得が可能です。さらに、バーチャルグリッド技術を用いて散乱線によるノイズを抑え、コントラストを最適に調整しています。
これにより、従来は複数回の照射が必要だった全脊椎や全下肢の撮影も、1回の撮影で対応でき、短時間で効率的に撮影を行いながら、被ばく量を大幅に軽減することが可能です。特に被ばく影響を受けやすい小児の撮影にも安心して対応できます。
また、昇降式の撮影台を採用しているため、どなたでも安全かつ快適に撮影を受けることができます。この装置により、患者の拘束時間を短縮し、被ばく量を軽減することができるのも大きな利点です。